【令和5年度の活動】 現在、細々とですが着実に活動しております。ペットは飼い主の人生のパートナーです。今後も、ペットや動物の福祉の向上と、そして、地域社会の中でのペットの位置づけや生活の質の向上のために邁進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2010年07月02日

第1日目~人と動物に関する国際会議

第一日目が始まりました。

大会挨拶は、日本で言えば、環境相か農務相にあたる、スウェーデンの大臣!
第1日目~人と動物に関する国際会議

この国際会議の会長である、デニス・ターナー博士(チューリッヒ大学教授)のご挨拶
第1日目~人と動物に関する国際会議

基調講演は、ウェスタン・ノースカロライナ大学の心理学教授。人間はペットを可愛がるのになぜ食べるのか?などの心理について。ものすごく面白かったです。


日本人の参加者がものすごく多くてびっくりしました。全体の5分の1ほどは日本人なのじゃなかろうか。
発表も7~8本は日本から。驚いたなぁ。

今日の日本からの発表は、

・スピリット・ヴォイス(横浜市)の代表の松山氏
・日本愛玩動物協会の崎田氏



この日、得た情報。

スウェーデンでは、犬や馬を介在する医療行為が認められていて処方の一つとなり、日本で言うところの保険点数として換算されお金が出る、ということ。

しかし、実は、それは、イギリスもオーストラリアもアメリカもです。
それだけ効果が科学的に認められているということです。

スペシャルセッションでは、動物介在の医療教育行為に従事するボランティアの資格について。
医療行為となるならば、その質が問われるのは当然です。
スウェーデンではそのトレーニングがかなりモジュールも整えられて整備されてきているとの報告で、アメリカの実践研究者がその資格化の提案をしたのですが、イギリスの実践家からイギリスでは政府が予算をつけてそのことに取り組んでいる、という情報提供もあり、先進各国の状況がわかり、スペシャルセッションに参加してよかったです。


いろんな意味で、非常に興味深い一日でした。

私はただの一市民のボランティアですが、日本からあんなにたくさんプロが参加しているので、いつかは日本ももっと進むと良いなと思いました。




介助犬を国が育成=スウェーデン
第2日目~人と動物の絆に関する国際会議
飛行機に乗るワンちゃん
 介助犬を国が育成=スウェーデン (2010-07-06 07:36)
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